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酪農エコシステム技術開発センター

酪農エコシステム技術開発センターとは

東広島キャンパスの東端にあり,畜産を主体とした農場で,乳牛,肉牛,緬羊,山羊を飼育しています。総面積は35.1haで,太陽の恵みを受けた大地で作物を作り,それらを飼料として家畜を繁殖・成長させてミルクや肉,羊毛を生産しています。特に搾乳牛については30頭規模で飼育しており,中四国・九州地域で唯一の酪農部門を有する大学附属農場です。また,畜産物を加工する食品実験実習工場,植物を中心とした研究施設である精密実験圃場とともに教育・研究の目標達成を目指します。

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研究内容紹介

杉野 利久

島田 昌之

堀内 浩幸

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酪農エコシステム技術開発センター利用案内

農場の利用をご希望の場合は、以下の案内をよくお読みいただき、利用希望日の1か月前を目途に、利用申請フォームからお申し込みください。研究計画・授業計画等の参考資料がある場合は、利用申請フォームにファイルを添付してご提出ください。

申請受理後、センター内で内容を確認のうえ、担当者から電話等で連絡を取らせていただき、ご利用が可能かどうかについてご連絡申し上げます。
 ご利用当日には、管理棟にて受け付けを済ませてください。

他大学の授業等・一般および本学の方の見学でのご利用
  1. 見学は平日の9時から17時までです。土・日・祭日のご利用の際はご相談ください。
  2. 農場には、トラクター等の大型作業機械や常時通電している柵(電気牧柵)を含む管理器具等、危険な道具が稼働しています。作業機械が見学・利用される方と同じ道路を通過する場合もありますので、責任者の方は事故等の無いよう、子供を含む参加者全員の監督をよろしくお願いいたします。
  3. 家畜は研究に用いておりますので、餌は絶対に与えないようにして下さい。
  4. 家畜はいずれもデリケートな動物ですので、家畜舎内では大声を出したり、騒いだりして動物を驚かさないで下さい。特に子畜を連れている母畜は神経質になっていますので、静かに見学・利用して下さい。
  5. 職員の指示がある場合には、それに従って見学・利用してください。飼育舎、圃場などには、見学できない場所もありますので、ご了解ください。
  6. 見学・利用は徒歩でお願いします。また車両を駐車される場合は、必ず指定の駐車場に駐車して下さい。
  7. 家畜やその糞・エサには手を触れないでください。見学・利用中随時、見学・利用後は必ず、水道やトイレで手を洗ってください。
  8. 池や沼、土手の斜面には、近寄らないでください。
職場体験でのご利用
  1. 農場における職場体験実習は、平日の9時から17時までです。土・日・祝日は農場の体験実習は行いません。
  2. 1日の管理作業(除糞、清掃、飼養管理等)を体験していただく形になっておりますので、安全上、主として中学生と高校生を対象とし、小学生以下の方の申し込みは受け付けておりません。
  3. また、原則として5人以上を一組として受け付けております。なお、申し込みは、大人(教諭など)の責任者が行って下さい。
  4. 必ず傷害保険等に加入しておいて下さい。
  5. 同じ時期に多数の方からお申し込みをいただいた場合など、お引き受けできない場合がございます。ご了解ください。
研究利用
  1. 施設内の機器、車両、道具、備品を利用される場合は、あらかじめ担当技術職員にご相談下さい。また、利用後は必ずもとの位置に戻して下さい。尚、使用中に機器、車両、道具、備品及び施設が破損または故障した場合は、即時、担当技術員にご連絡下さい。 破損または故障がひどい場合、弁償していただく場合もあります。
  2. 施設(家畜解体室、家畜検査室など)を利用された後は、使用前の状態に戻して下さい。使用後はかならず清掃して下さい。長靴、作業着、消耗品、小備品等の管理は各自で徹底して下さい。長期間(1ヶ月)未使用のものは処分の対象となります。
  3. 家畜を外部から導入して研究を行う場合、施設(畜舎等の動物飼育施設、精密実験圃場を含む)を長期的(1ヶ月以上)に利用する場合を始めとして、センターの日常業務に関係する研究計画の場合は、ステーションまたは部門の会議に図り検討いたしますので、ご希望に添えない場合もあります。
  4. 家畜の外部導入、供用換えした家畜の導入を希望される場合は、そのための飼料の購入、飼育管理、利用後の処置は、すべて研究責任者の責任で行っていただきます。
供用換えまたは一時利用

家畜の供用換えについては、年間飼養計画に盛り込む必要がありますので、原則として前年度の12月までに申し込みをお願いいたします。場合によっては、ご希望に添えないことがあります。

食料の生産環境と食の安全に配慮した循環型酪農教育拠点ー フィールド教育プログラムでの利用

酪農エコシステム技術開発センターは、中国四国地域の中で酪農を中心とした教育を行える唯一の施設です。広大な草地と多数の乳牛を活用すると共に、他の施設(作物生産精密実験圃場、家禽舎・家畜環境制御実験棟、食品製造実習工場施設等)と連携して、酪農分野を中心に「食料の生産環境と食の安全に配慮した循環型酪農教育拠点」とした教育活動に取り組んでいます。具体的な教育プログラムと教育関係共同利用の案内は「教育関係共同利用拠点案内」をご覧ください。

教育関係共同利用拠点案内

多様化する社会と学生のニーズに応えつつ質の高い教育を提供するためには、各大学の有する人的・物的資源の共同利用等を推進し、多様かつ高度な教育を展開していくことが重要となります。そのため、その拠点となる場「教育関係共同利用拠点」の整備を推進することを目的として、平成21年度9月に文部科学省文部科学大臣により「教育関係共同利用拠点」の認定制度が創設され、ほぼ毎年度公募が行われています。



文部科学省ホームページ:
「教育関係共同利用拠点制度について」

教育関係共同利用拠点について詳しくみる

センターの連携体制

家畜・家禽のゲノム編集(優良品種の育種選抜)、繁殖技術開発(増産)、飼養管理技術(生産)の研究を行ってきた附属農場、精密実験圃場および食品実験実習工場を再編・統合しました。畜産・酪農分野の研究基盤をコアとして、新たに学内の理工学系科学研究者(情報系、センシング技術)や社会科学研究者に参画していただくことで、基礎研究から社会実装、社会変革までを見据えた、ラボからフィールド規模まで一気通貫する研究を強力に推進します。

組織体制について詳しくみる

お問い合わせ・アクセス

〒739-0046 広島県東広島市鏡山2丁目2965番地
TEL:082-424-7994(平日10:00~16:00)
FAX:082-424-7971
E-mail:fscfarm*hiroshima-u.ac.jp(*は半角@に置き換えてください)